飛ばしのテクニック


今回は、ドライバーで飛距離を稼ぐ飛ばしのテクニックについて、
紹介したいと思います。

ボールを飛ばすには、大きな体、長い腕、強い筋力が必要な印象がありますが、
小柄な方でも、正しい身体の使い方をすれば、飛距離を伸ばすことができます。

飛ばしのポイントは、大きく3つに分けられます。
1.トップスイング、2.ダウンスイング、3.インパクトです。

トップスイングで重要になってくるのが、上半身と下半身の捻れの差です。
下半身は捻転せずに上半身だけ捻転しても、手打ちになってしまいます。
また上半身と下半身を同じくらい捻転しても、ねじれの差は生まれません。

捻じれの差を最大限に生み出すには、下半身もある程度は捻って、上半身は
それ以上に捻ることです。同時に右足で、しっかり踏ん張ることが重要になってきます。

右足のどこで踏ん張るかは、さまざまな考えがあります。
太ももの内側、股関節、膝などありますが、踏ん張れるポイントは、
個人差がありますので、いろいろと試してみるといいでしょう。
右足全体で踏ん張る感じが良いのでしたら、それでも構いません。

捻りの目安としては、下半身を45度くらいに対して、
上半身を90度以上捻ることができたら、ベストです。

ダウンスイングは、腕を極力使わないで下さい。
両肩とか背筋を意識して、上半身全体を捻ってくるイメージを持って下さい。

上半身と下半身の捻転の差によって最大限蓄えられた運動エネルギーを
ボールに伝えるための次のポイントは、切り返しです。

せっかく捻転を上手くできても、切り返しがうまくいかないと、
効率的にエネルギーが伝わりません。

切り返しのポイントは、下半身から動き出すことです。
下半身の動きに伴って、上半身が後からついてくるような動きになると、
ヘッドスピードが上がってきます。

上半身から先に動いてしまうと、インパクトで右肩が入ってしまい、
スイング軌道はアウトサイドインになり、スライスになってしまいます。

下半身から動き始めると、腰がストレートになった時点では、腕は
腰のあたりにあり、クラブヘッドは、まだ上を向いている状態です。

下半身から動き始めるためには、親指を踏み込んだり、左ひざを踏み込んだりと
さまざまな方法があります。

インパクトでは、腰はオープン状態になっています。
腰がオープンになることによって、腕が下りてくる空間の余裕が生まれ、
身体に巻きつくようにスイングでき、理想的ななインサイドインの動きが
生まれるのです。

ここで、無理して腰を開かないようにすると、全てのミスの原因になりますので、
注意して下さい。

飛ばしの最後のポイントは、インパクトで上半身と下半身が
引っ張り合うところにあります。

アドレスをしている時は、体重は4対6くらいで、右足にあります。
バックスイングをしていくと、体重は右に乗っていきます。

切り返しからダウンスイングに移ると、体重は左に乗っていきます。
しかし上半身は左にいくのを、ぐっと我慢します。

下半身は左に乗っていくのですが、上半身はまだ右側に重心が残っています。
この時に、上半身と下半身の強烈な引っ張り合いが生まれます。

インパクトで、頭がアドレスしている時よりも右側にあるくらいがベストです。
頭を右側に残す意識を持つことができれば、身長や筋力に頼らないで、
飛距離アップが可能になってきます。

当然高度な技術なので、すぐにはできませんが、
練習場でゆっくり素振りから始めてみて下さい。

慣れてきたら、素振りのスピードを速くして、
今度はボールを打ってみて下さい。

最初はボールがどこに行っても構いません。
段々方向性や飛距離が安定してきます。