一流プレーヤーのプレショットルーティン

今回は、一流プレーヤーのプレショットルーティンについて、紹介したいと思います。

世界のトップゴルファーの特徴は、
ルーティンを開始してから、バックスイングが
開始されるまで、動作が一定になっています。

一定の動作を一定のリズムで行うことを
プレショットルーティンと言います。

最終ホール、この一打で勝敗が決まるような
場面でも、一定のプレショットルーティンを
実施することで、いつもと同じスイングをすることができます。

ルーティンにルールはありません。
自分に一番合ったルーティンを探すことが重要です。

マスターズで優勝したある一流ゴルファーは、
右肩までクラブを上げてくる大きめのワッグルを
しています。ルーティンは、個人差が大きいテクニックです。

ティアップした後、ボールの後方に立って、
クラブを立てて、左手のグリップを決めます。

左手でクラブを握った状態を維持したまま、
アゴを上げて、上を向きます。
腰の位置を意識していただいて、
右手で腰を触ります。

ボールの正面で素振りをしていただいて、
フェイス面を飛球線に対して、スクエアに構えます。

軽く足踏みをしていただいて、
身体が硬くなる前に、バックスイングを開始します。

ボールの後方から、アドレス位置に向かう際に、
スパットに視線を落とすと、身体が右を向きにくくなります。

スタート前の心理的準備

今回は、スタート前の心理的準備について、紹介したいと思います。

スポーツの試合には、様々な待ち時間があります。
その中でも、特に緊張し、スコアに影響を与えるものに
スタート前の待ち時間があります。

スタート前に緊張しすぎてしまうと、
ティショットに影響を与えてしまいます。
ティショットをミスしてしまうと、
その日のラウンドに影響を与えてしまいます。

選手は、全ての選手がスタート前に
ティグラウンドの横で10分くらい待つことになります。
この10分間の過ごし方を確立する必要があります。

スタート直前の心理的準備のことを、
プレスタートルーティンと言います。

レギュラーツアーなどでも一流選手は
行動が安定しており、うろちょろしたり
きょろきょろしていません。

行動はどっしりと構えており、目線は定まっています。
視線のコントロールがしっかりしています。
試合経験の浅い選手ほど、
視線がきょろきょろしていたり、うろちょろしています。
表情は、不安そうな顔をしていることが多いです。

例えばどのようなストレッチをどの順番でするのか。
表情、態度、姿勢をどうするか。何を考え、何をするかを決めると良いです。

スタート直前に、一生懸命素振りをしてしまうことは危険です。
素振りはイメージトレーニングであり、やりすぎは集中力を
奪ってしまいます。

意外と知らないルーティンの盲点

今回は、意外と知らないルーティンの盲点について、紹介したいと思います。

ルーティンでは、所要時間が重要です。
宮里藍プロのプレショットルーティンは13秒ジャストだそうです。

予選落ちしたときは、
更なる進歩のために、14秒ジャストにする試みをしています。

わずか1秒に対する貪欲な緻密さの追求が
彼女の強さの秘訣です。

メンタルの真髄である失敗から学ぶ姿勢の良い例です。
これだけの精度を維持するには、大変な努力があったはずです。

試合で実力を発揮するためには
宮里プロに準ずる緻密さが必要です。

しかし感性や感覚を重視するあまり
ルーティンを面倒くさがる大雑把な選手は
この緻密さに欠けるが故に
伸び悩んだり、不調になると長引いてしまったり
修正が効かない等、もったいない選手が多数います。

ルーティンの所要時間を一定にすることは大変ですが
何事も練習と慣れです。1日30回、100日やれば3000回です。

ルーティンには、所要時間以外にも
必要不可欠な要素があります。

認知的ルーティンです。認知的ルーティンとは、
目に見えないルーティンです。

例えば、イメージ、ターゲットの決断などです。
ルーティンというと素振りや何歩で歩くとか目に見えるルーティンに
注意が行きがちですが、認知的ルーティンを
忘れてはいけません。

動作、順序、時間と共にターゲットを確認して決断したか
迷いはないかイメージをしっかり出したかなどの
認知的ルーティンを確認しましょう。

方法の一例としては目の前に白い線をイメージして
認知的ルーティンを確認したら、その線をまたいで
動作を開始する方法があります。